R.konishi

事故で気づいた、私が大切にしたいこととは? - Designed by Ringo konishi -

ーーデザインしたのはどんなときの心拍数ですか?

この日のことは、一生忘れることができません。

データは2022年8月14日の17時〜18時のものですが、同日16時半ごろに私は交通事故に遭い、都内の病院に緊急搬送されました。生死の境をさまよっていて、事故の瞬間は記憶がありません。このときの心拍数は途中で途切れているのですが、医者や看護師によって外されたのか、単純に心臓が動いていなかったのか、私自身も記憶がさだかではありません。

R.konishi

ーーこのときの経験は自身にとってどんな意味がありますか?

この経験は、私に人生について深く考えるきっかけを与えてくれました。

私はこれまで、このような大きな事故をしたことがありませんでした。病気で入院することもありませんでした。どちらかといえば順風万番な人生で、何事も自分の力と努力でうまくいくと確信していました。実際に私は8月から転職をし、これまで以上に自分のやりたかったマーケティングに向き合える状況でした。優秀なメンバーに囲まれながら、自分自身の成長のために邁進している最中でした。

事実、私は死にかけたことによって、「残りの人生で何をするか」を考えるようになりました。


ーー「残りの人生で何をするか」についてどう考えるようになったのでしょうか?

特に、家族や友人、まわりの人たちを大切にしながら生きていきたいと思うようになりました。

入院中には、私の妻や両親、親友など周りの人々が、私のことをとても心配してくれました。自分1人の身体ではないことを実感しました。

両親や祖父母も健在だったため、これまで死ぬことの実感は全く湧いていなかったです。意識していたことといえば、死んだ時に周りに迷惑がかからないようにと死亡保険に加入していたぐらいでした。(笑)

それが、いざ自分が死に直面してみたとき、もし仮に死んだとしたら今の自分は身近な人たちにどう映るのだろうと考えました。
後悔のない生き方をする必要があるし、そのために周りの人との関係を深めて、密度濃い時間を過ごしたいと思うようになりました。

自分が死んでもなお、身近な人やこれから出会う人たちに、良い影響を与えられるように、時間を無駄にすることなく生きていきたいです。

ringo konishi Tshirt

konishi heart rate date

R.konishi pulse dog

一覧に戻る

collection / T-shirt

心拍数変化でデザインできるファッションブランド「hrtrt(ハートレート)」
あなたの心拍数でデザインできる商品はこちらから。